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スクモールが埼玉県の私立淑徳与野中学校にて英語の夏期講習を行いました。そこで目にした「今の私立中学校の英語学習に対する熱意」はすごい！ その内容をぜひご覧ください！！

● 最近の私立中学校

　2021年8月初旬、縁があって埼玉県の私立淑徳与野中学校の夏期講習にて英語の特別講座を3日間やらせていただきました。テーマはハイレベル「接続詞」。プロジェクターを使い、電子黒板を使い、最先端の授業です。女子校であったため、最初は正直アウェイ感を勝手に感じていましたが、いざ初日の授業を進めていくと、全員がなんとも真剣なこと、、一生懸命耳を傾けてくれて、メモも取ってくれていました。

　中学２年生でしたが、もはやレベルは中学３年生といっても遜色ないような英語力です。そして私がたまに繰り出す冗談にも、愛想よく笑ってくれます。心の中で安心感を得ながら、扱う英文からなるべく多くの知識をわかりやすく伝えるよう心掛けました。授業後にも、ある生徒に楽しくてわかりやすかったと声をかけてもらい、非常に嬉しい気持ちにさせてもらいました。

　学校内もとてもきれいでオシャレで、大学のキャンパスと言われてもおかしくないような環境で、さらにプロジェクターと電子黒板です。これが今の時代の教育の姿と改めて認識し、それと同時に、今後もまだまだ変化し続けるだろうと思うと、私含め親世代の大人たちは、自分たちが生きてきたかつての学校の姿をリセットし、そこに付随する常識も当然のことではないと自覚しなければならないと痛感しました。もちろん、引き継がれるべき大切なことも多くありますが、それ以上に新たな感性で子どもたちの教育を捉える必要があります。

● 加速する英語指導の充実化

　中学2年生にも関わらず、英検で3級や準2級まで取得している生徒もいました。英語の学習において、文部科学省の定める新しい学習指導要領のカリキュラムを、すでに現場は抜き去っている印象です。特に私立中学校では、特別講座なども行い英語学習に対する力の入れようはすさまじいものです。

　他の私立学校との競争という側面もあるかもしれませんが、それに実際に呼応する生徒たちはさすがとしか言いようがありません。英語の外部検定の重要性、そこに対する英語学習のサポート体制は、今の中学生には必須項目なのです。スクモールでも英検対策講座を扱っているので、それに関心を持ってくれる生徒もいました。

　そして、その講座のあとに、進路指導部長の先生に夏明けにも特別講座をやってもらいたいと打診をいただきました。生徒の皆さんが満足してくれて、少しでも英語の授業を受けたいと思ってくれる人がいるのであれば、可能な限り持たせていただきたいとお伝えしました。

　英語教育を学校現場のど真ん中で体験しながら、これからの私立中学校の生き残り方を進路指導主任の先生とも何時間もお話しさせていただきましたし、これから学校教育はどうあるべきなのかも色々思考させてもらう良い機会になりました。何より、オリンピック期間にも関わらず、朝早くから三日間頑張って授業を受けてくれた生徒の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。