BLOG & TOPICS

スクモールが開校してから初めての年越し。激動の2021年を振り返ります。初心に誓った信念を貫き通して、全国の子どもたちに新しい教育を届け続けるスクモールの想いをぜひご覧ください！

● 2021年！スクモールの始まり

　あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

　2021年4月に、オンライン学習教室「スクモール」を開校して初めての年越しです。2021年という1年間は開校前の準備も含めて激動の連続でした。多くの方にご声援およびご支援をいただき、走り始めることができました。改めて、この場を借りて心より御礼申し上げます。開校当初はドタバタしていましたが、徐々に落ち着いてきました。

　そこで、1年の始まりでもありますので、初心をもう1度思い出すことにします。

　子どもたちにとって、社会で活躍するために必要な「力」とは何なのか、それはどのような教育によって育んでいくべきなのか。その思考過程では科目学習の必要性もより感じることができました。しかし、やはりそれだけでは足らない、それが自分の中での結論です。戦後間もない時代ではそれは最適解であったのでしょう。ですが、時代は、変わりすぎました。現代を取り巻く様々な社会の課題を解決したり、イノベーションを起こすにはあまりにも不適と言わざるを得ません。

　画一的で答えに近づけることが正しいという科目学習だけで、SDGsやLGBTなど多様性を主とする時代においてリーダーになれるような人材が育成されるでしょうか。変化し続ける世の中に取り残されてしまうような教育を続けてはいけません。長く教育業界に身を置いてきたからこそ、そこにチャレンジしたくて、スクモールを始めました。

● 2022年！変わらずに続けること

　「考える授業」という大きな軸を持って、まずは楽しく、日々の色々なことに疑問を感じながら仮説を立てて検証してみたり、賛成反対をどちらの立場にもなって本気で考えてみたり、空想を広げて自由な発想をするような教育をやっていかなければなりません。

　過去の「歴史」を学びながらもあくまでも前を向いて、未来に向けて、子どもたちに問いかけをしていきます。その問いかけには正解はありません。そして出てきた回答には必ず素晴らしい視点が隠れています。その視点を広げてあげたり、深めてあげたりすることが教育の役割です。

　その上で、自分だったらどうするのか、「当事者意識」を持つことで他人への配慮が生まれます。世の中の様々な課題も、この当事者意識が欠如していることによって起こっている事象です。ですから相手や世の中のことを本気で考えてみることによって、その人の気持ちを察することができるようになったり、立場によって異なる意見を認めることもできるようになります。

　2022年、昨年に引き続き教育業界は変遷期にあります。GIGAスクール構想によってPCタブレットが1人1台配布され、教育現場もその新しいシステムに四苦八苦しながらも変わっていくことでしょう。スクモールもブレることなく、初心に誓った信念を貫き通して、子どもたちに新しい教育を提供していきたいと思います。まだまだ始まったばかりですが、決してあきらめることなく、自分たちがやりたいことに夢中になって充実した1年にしたいと思います。