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英検合格の秘訣~4級~
近年、小中高生の間で人気急上昇中の英検。その人気の背景や、合格の秘訣についてご紹介します!
— 準2級を見る、3級を見る
●英検急上昇の背景
これまで20年以上に渡り、英検(実用英語技能検定)対策授業を行ってきました。【英検】は総合的な英語力をはかるうえで非常に優れた試験だと思っています。特に長文読解は様々なテーマの英文が出題され、読み物としても学びが多い試験です。
近年、大学入試においても英語外部検定を採用するようになったため、英検の人気は急上昇中です。これまでは、5級が中学1年修了程度、4級が中学2年修了程度、3級が中学3年修了程度という目安でしたが、新学習指導要領で小学生に英語が必修化されて、2年分がそのまま下の学年に下がったというイメージになります。ですので、小学5・6年で4級、中学1年で3級、中学3年で準2級もしくは2級まで目標設定されることになるでしょう。
学生にとって英検の勉強は日々の課題になってきます。しかし、英検の対策というものは学校ではあまり扱われないだけでなく、塾など集団授業でも定期テストや受験を見据えたカリキュラムなので英検が扱われることはほとんどありません。そもそも同じ学年でも受験する級が違うわけですから当然と言えば当然です。
そこで、普段からスクモールの「考える授業」を受けてくださっている生徒の皆さんに、【英検対策講座】も配信することにしました。私がもともと学習塾で長年、英語講師をしてきたのでお役に立てるかと思います。せっかくスクモールでやるからには、モルモルくんと楽しく学んで合格できる英検対策講座にしたいと考えています。
まずは、4級・3級の対策授業から配信していきますが、穴埋め問題や会話文問題、長文問題やリスニングに至るまで、なるべく細分化して、「絶対に落としてはいけない問題」の重要ポイントを解説する楽しい授業を行っていきますので、ぜひお気軽に受講してみてください。
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●英単語の暗記法(1)
そして今回、4級についてお伝えしたいのが、実は合格するための最大の秘訣は【英単語】です。すべての級で単語は必要だろうとツッコミが来そうですが、もちろんすべての級において重要です。しかしその中でも5級・4級は単語がすべてと言っても過言ではないくらい、合格への近道は単語と言い切れます。ですので、難しい文法を学ぶでもなく、とにかく基礎単語を1つでも多く習得することが重要です。
そこで、【単語をどう覚えるか】という話になってきます。私は昔から小中高生にずっと言い続けていますが、暗記するためには「時間」ではなく「回数」だということを覚えておいてください。例えば、1つの単語を15分ずっと見たり書いたりしているよりも、1分で終わらせてまた別の機会に1分、これを15回繰り返すという意味です。
15分という同じ所要時間ですが、効果は歴然として違います。真面目な生徒ほど、1つの単語を「覚えないと!」って思ってしまい、そこに居座り続けるのです。そうではなく、その場では覚えなくて良いので、先に進みましょう。どうせ、またその単語に触れるのですから、今覚える必要はありません。それを5回6回と重ねていったときに覚えれば良いのです。先へ進む勇気を持ってください。適当に流し読みで構いません。
皆さんが好きな漫画、何回も読んだ漫画、あると思います。その漫画のシーン (場面) は細かに覚えていますよね?「あのページのここらへんにある」まで覚えているはずです。その漫画は必死に覚えようと思って読みましたか? そう思いながら漫画を読んでいる人がいたら怖いですよね(笑)。
つまりは、そういうことなんです。覚えようという意識すらいらないので、皆さん気を張らずに読書のように何度も何度も読み進めていくようにしましょう。細かい暗記の仕方は次回のブログでお伝えしますので、お楽しみに!!