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学童保育で考える授業を
スクモールが神奈川県藤沢市にある学童クラブ「アウラ湘南辻堂」にてワークショップを行いました。そこで出会った子どもたちの想像力はスゴい! その様子をぜひご覧ください!!
● モルモル、湘南に現る!
2021年8月20日、神奈川県藤沢市にある学童クラブ「アウラ湘南辻堂」にて、スクモールの授業動画を使ったワークショップを行いました。まさに海がすぐ近くで、ザ・湘南という感じでしたが、駅前はものすごい発展していて、大きな公園やショッピングモールなどがあり、初めての場所に私もモルモルも少し緊張です。笑
夏休みのイベント企画として呼んでいただきましたが、小学2年から6年までの子どもたちに『学校の机をリニューアル!』の授業動画を観てもらい、グループに分かれて「学校の机の新機能」を考えるワークショップを実施しました。
学年も離れているグループで少し不安はありましたが、いざ始まってみると高学年のリーダーとサブリーダーが仕切ってくれて、まずは学校の机で困っていることや大変なことを出し合いました。そしてそれを解決するためのアイデアを考えてもらいました。
やはり、小学生とはいえ、「想像力は素晴らしい!」そう感じさせてもらえるようなアイデアがどんどん出てきました。【自分の考えたモノが机に出現する】や【先生には見えないけど生徒には見えるモノが映し出される】など、まるで最先端技術を知っているかのようなテクノロジーアイデアや、【机が冷たくなったり暖かくなったりする】といった、教室全体にエアコンを強くしなくても良いエコアイデアも出てきて、もう大人顔負けです。
そして何より元気いっぱいです! モルモルくんに興味津々で触りたくて我慢できなくて近づく子も。授業動画もたくさん笑ってくれて、それでいて話し合いをしてしっかりアイデアを出す。子どもたちにとってとても有意義な時間になったのではと思います。
最後に集合写真を撮影して、約1時間に及ぶワークショップは大成功でした。夏休みの1つの思い出として子どもたちに楽しい時間を提供できたなら、こんなに嬉しいことはありません。
● 「褒める」極意
子どもたちの「考える力」を伸ばすには、当たり前のようですが、「褒める」ことです。しかし、その褒めるにしても、きちんと根拠を示すことが重要なのです。素晴らしい、偉い、よく出てきたね、だけでは効果も半減です。大人だけでなく子どもだって納得感というものがあってこそ、自己肯定感につながります。
また、考えるときにも、その前段階で様々な例示をすることが前提です。いきなり考えろと言っても考えられるものではないからです。あくまでも着眼点ではありますが、いわゆる同例、反例、類例、仮説、帰納法などの視点を見せてあげることが必要です。
そして、子どもたちが出したアイデアに対して、大人を上回る着地点で褒めましょう。いかにも子どもらしいというようなスタンスではダメです。「彼らがもっと考えてもっとアイデアを出したくなる」そんな気持ちにさせてあげることが大切なのです。
褒める、はそのこと自体の事象に対してではなく、次の、未来の成長を促す投資だということを忘れてはいけません。今回のアウラ湘南辻堂にてのワークショップで、改めてそのことに気づかせてもらいました。
参加してくれた子どもたちもそうですが、協力してくださった先生方、本当にありがとうございました。またお呼びいただけましたら、馳せ参じます、モルモルくんと共に!!
学童クラブ「アウラ湘南辻堂」
https://fg-aula.com/schools/shonan-tsujido/