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終わりの始まり
オミクロン株の登場により感染力拡大と弱毒化が進む新型コロナウイルスに対して、いま大人たちは子どもたちのために何をすべきなのか。スクモールが本気で考えた「大人の役割」についてぜひご覧ください。
● 炎上覚悟で叫びます
勇気を出して、意見を言いたいと思います。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染力は凄まじく、東京でも1万人を超える感染者が出ています。欧米各国も日本以上にとてつもない数です。ただ欧米ではピークを過ぎ、少しずつ減少傾向にはあります。去年までのウイルスと比べて、重症率や致死率は格段と下がっています。しかし政府の定める指定感染症においては隔離を必要とする分類なので、医療現場はひっ迫しています。もう一度、分類の見直しが必要です。
炎上覚悟で意見を言わせていただきますと、このオミクロン株は、2年前に未知の新型コロナウイルスが世界を混沌に陥れた時から、待ち望んでいた『待望の変異種』だと思います。ウイルスは常に変化し続け、毒性を変え、感染力を変えていきます。歴史的にはほとんどのウイルスは、毒性が下がるのと反比例して感染力が上がっていきます。感染対策をここまで行っている中でこの感染力ですから、「ただの風邪」とまでは言いませんが、少なくとも人類の存亡に対して大きな恐れではなくなっています。
PCR検査についてかなり調べました。偽陰性など含めて完全な精度ではありませんが、新型コロナウイルスだけでなく他のウイルス検知についてもかなり高い検知能力です。インフルエンザの検査で鼻に綿棒のようなものを突っ込んで検査したことがありますでしょうか。オエッとなるやつですね(^^;)。あれは、ある意味かなり精度が低く、ウイルスが相当増幅しないと検知しません。なので、高熱が出てからすぐに測っても陽性と出ないと言われた経験がある人もいるでしょう。もうかなりの高熱で体内にインフルエンザウイルスが溢れる状態になって初めてわかるものなのです。
それに比べてPCR検査は、少ない量でも検知します。実はこれがやっかいで、人は元々、様々なウイルスを抱えて生きています。大昔からずっとです。少し風邪気味かなという時はもちろん、無症状であるときもウイルスは存在しています。ですから検査すれば、当然陽性となる確率は高くなります。無症状だとしてもです。オミクロン株はそこまでのレベルに下がったというべきでしょう。何度も言いますが、感染力は圧倒的ですから、拡大はします。しかし、他のウイルスにしても全く影響もないウイルスも含めて私たちはすでに保持したまま生活をしていることを忘れてはなりません。風邪をひかないように特に乾燥する冬場は対策を講じていきましょう、それだけの話です。
● 子どもたちへの大人の役割
現状、ルールはルールですので、陽性だった場合の隔離などは従う必要がありますが、ぜひ冷静になってウイルスそのものの大前提を認識した上で、自分の活動範囲や活動量を選択しましょう。
学校現場は対応に追われ先生方も大変だと思います。とある私立高校では、以前の海外宿泊学習が延期になって場所を沖縄に変え今年の3月に行く予定が、最近の社会情勢で再び中止になり、結局延期にもならずに消滅してしまったということです。生徒も最大級に可哀想ですが、学校の先生もその変更に伴って膨大な時間が割かれたことでしょう。その労力たるや、想像するだけで胸が痛みます。実際の新型コロナウイルスの知識が増えれば増えるほど、これを「仕方がない」という言葉で片づけてよいものか、疑問が膨れ上がります。
どんな大富豪がいくらお金を出しても買えない『若い時代』を大人たちが簡単に搾取制限してしまうことは非常に罪深いことです。職業が教育者だからそう思うのか、、いや、1人の大人として、リスクとの天秤を正確に判断するよう努めなければなりません。先生も、親も。
大人の役割は、第一に子どもの生命を守ること、第二に子どもの自由を守ることだと思います。この第二の役割を低くしてしまっているのではないか、私含めすべての大人たちがこの問いかけを自問していく必要があります。この想いが、多くの政治行政に関わる人たちに届けば嬉しい限りです。
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