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コンビニの新商品を考えよう!
スクモールとは、これからの社会で子どもたちが活躍するための「考える力」を育てる、新しいオンライン学習教室です。
● 子どもの将来は思考力で決まる!
コンビニは今や街の至る所にあり、誰もが便利に利用できる環境になりました。昔の自動販売機と同じような位置付けが、グレードアップしたのがまさにコンビニです。日々お店に行くからこそ、その商品には様々な工夫がされています。各コンビニチェーンは、例えばDAISOや無印良品と提携したり、プライベートブランドと呼ばれる独自のブランドを立ち上げ、利益効率化も進んでいます。特にお弁当などのお惣菜においては、客が飽きないように常に新商品を出しています。
そこには開発メンバーのたゆまぬ努力があると思いますが、やはりアイデアというのは、逆に一歩引いた目線で生まれることも多く、その意味においては大人も子どもも関係ありません。中学校でワークショップとして「コンビニの新商品を考えよう!」というテーマで講師をすると、それが如実にわかります。班で話し合って出してもらうアイデア、大人顔負けというか、むしろ大人だから出せないような発想が数多く出てくるのです。
ここで「教育的視点」になって考えてみると、大事なことが見えてきます。子どもを褒める、というのは今や当たり前のように教育業界では言われていますし、本などでもたくさんの書籍で子育て論の中核を担っていると言えるでしょう。しかし、その褒めるにも種類があります。結果を褒める、努力などのプロセスを褒める、斬新な発想を褒める、などアプローチもそうですし、その中身として、相対的に比較して褒める、自己成長を褒める、などマトリックス的に区分できます。私がこれまで経験してきた中で最も効果的な褒め方の1つに、「大人を超える」という視点があります。つまり、子どもは勝手に自分は子どもだから大人よりも劣っているという意識があり、大人よりもできなくて当然というスタンスになります。そこで、自分の発想が立派な(?)大人であるビジネスマンよりも秀でていることを実感できることは、この上ない「承認欲求」を満たすことになるのです。
だから、コンビニの新商品を考えよう!などのテーマはうってつけで、実際に大人を超える体験を与えることができます。新しいアイデアをもらうことは企業にとってもありがたいことなのは当然ですが、今の時代は「企業が子どもの成長に寄与する」ということも求められ望まれる社会的意義になっていると思います。産学連携の中でこのような機会をもっともっと増やしていくことは、学習指導要領を見直すよりも有効に思えてなりません。
ぜひ、ご家庭においても、身近なテーマで新しいアイデアを出し合う習慣、そしてそれを子どもの成長に紐づけるような時間を作ってもらいたいと思います。小学生など小さい子どもであればゼロベースで新しいアイデアを出すのでなく、おにぎりの具材は何が良い?とか、こんな味のアイス食べてみたいとか、そういう枠を設けてあげて、決して否定することなく、親子で出し合ってみてはいかがでしょうか。
▼ オンライン学習教室「スクモール」
スクモールとは、これからの社会で子どもたちが活躍するための「考える力」を育てる、新しいオンライン学習教室です。愉快なキャラクターと一緒に、学校や塾では教えてくれない「考える力」を専門的に学べる授業がすべて見放題です! 授業料は月額980円&初回1ヶ月無料。ご入会キャンペーン実施中!
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